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[9/14]発酵フォーラム『地域の持続可能な発展とテリトーリオ〜イタリアから佐原へのメッセージ〜』

2024年9月14日(土)、与蔵屋大土蔵にて「発酵フォーラム『地域の持続可能な発展とテリトーリオ〜イタリアから佐原へのメッセージ〜』が開催されます。

テリトーリオとは?

「テリトーリオ」はイタリア語で地域を表す言葉です。具体的には

「都市と周辺の田園や農村と密接につながり、支え合って共通の経済・文化のアイデンティティを持ち、個性を発揮してきたそのまとまり」

という意味をもって使われているようです。

日本を含め、20世紀後半の先進国は開発と成長を国是として際限なき近代化の道を歩み、工業化と都市化とともに、環境碳壊や都市と農山村の格差を始めとする負の側面が顕在化しました。しかし、イタリアでは 1980年代以降、スローフードやスローシティなど、今日の持続可能性に通じる理念が登場し、農山村の豊かな自然が生み出す「食」と「農」を活かしながら都市とも繋がる、まさにテリトーリオを重視する持続可能な発展に向けた地域づくりが行われてきました。

そこで、今回のフォーラムでは、イタリア発のテリトーリオの考え方や実践を紹介した後、佐原と下総の地域形成史の読み解きや、農村地域を含む現在の香取市の地域戦路への適用の可能性について検討します。後半では、特に発酵文化を活かしたまちづくりを進めようとする佐原にとって、ワインやチーズなどテリトーリオの恵みを大切にしてきたイタリアの地域づくりから、どのような示唆を得ることができるのかということを、フォーラム参加者とともに考えます。


登壇者プロフィール

陣内秀信

法政大学名誉教授、同大学江戸東京研究センター特任教授、同大学エコ地域デザイン研究センター特任研究員
専門分野:都市史、建築史、都市再生論
研究テーマ:イタリアの都市・テリトーリオの形成史及びその再生に関する研究

木村純子

法政大学経営学部教授、同大学エコ地域デザイン研究センター兼担研究員
専門分野:マーケティング論、地理的表示(GI)保護制度
研究テーマ:イタリアと日本のテリトーリオ戦路と地域活性化

福井恒明

法政大学デザイン工学部教授、同大学エコ地域デザイン研究センター兼担研究員
専門分野:景観デザイン、文化的景観、景観まちづくり
研究テーマ:地域の水インフラに関する歴史と再生

関谷 昇

千葉大学社会科学研究院教授、香取市市民協働専門家委員
専門分野:西欧の政治思想史
研究テーマ:主権国家の知的源流、コミュニティ諸思想、自治型社会の可能性、市民参加、市民協働のまちづくり

小島 聡

法政大学人間環境学部教授、同大学エコ地域デザイン研究センター副センター長
専門分野:行政学、自治体政策論
研究テーマ:地域の持続可能性と公共政策

『第14回全国発酵食品サミットinかとり』開催!

古くから伝統として引き継がれる醤油や酒などの醸造文化を始めとする発酵に関する歴史と文化がある香取市。発酵食品と発酵文化の素晴らしさを全国に向けて発信するイベントが10月26日(土)27日(日)に開催されます。

イベント情報

開催日程2024年9月14日(土) 14時〜16時30分(開場13時)
開催場所与蔵屋大土蔵(香取市佐原イ1730)
料金無料
お問合せ先香取市商工観光課
電話:0478-50-1212
備考会場に駐車場はございません。近隣の観光駐車場をご利用ください。
駐車場案内なら『香取のいまちず
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