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#スイゴウのお雛様 〜スイゴウで春を見つけてね〜

スイゴウの春はお雛様だらけ⁉︎

 

立春を過ぎるとあちらこちらで『ひな祭り(お雛様)』の話題になりますよね。

ひな祭りは、中国で行われていた五節句のひとつである「上巳の節句」が平安時代に日本に伝わってきたのがルーツとされているそう。

上巳の節句の時には、中国では川で身を清める無病息災の習慣が行われていたのですが、それが日本に伝わった際に、人形を流して邪気払いをする形に変わり、その習慣が「流し雛」になっていったとか。

 

川とは切っても切れない関係にあるお雛様ですが、川とともにあるスイゴウにはお雛様を楽しめるさまざまなスポットがありますのでご紹介していきますね。

 

 

 

ビックりひなまつり(千葉県立房総のむら)

開催期間:2023年2月11日(土)〜2023年3月5日(日)

 

「ビックりひなまつり」が開催されているのは、房総のむらにある「農村歌舞伎舞台」。

 

江戸時代の終わりの頃には、若者が中心となった芝居の上演が盛んに行われたそうで、千葉県内にも各地にこのような舞台がみられたそうです。

房総のむらの「農村歌舞伎舞台」は、大栄町(現成田市)で明治8年(1875)に建築され、地区の神社で拝殿として使われていた建物を復元したものなんですって。

 

 

この「農村歌舞伎舞台」に作られた7段飾りの上に、近隣の多くのご家庭から寄贈いただいた約190体のひな人形がずらりと並んでいます。

幅はおよそ6メートルほど!
そのすごさ、伝わります?

 

舞台中央に見える丸い箇所は、回り舞台の仕掛けだそうで、奈落(舞台下)で心棒を人力で回せるようになっているんですって。
いつか回してみたいですね。

 

「千葉県立房総のむら」は体験型博物館です

「千葉県立房総のむら」は体験型博物館となっており、房総の伝統的な生活様式や技術の体験をしたり、県内各地から出土した考古遺物や、商家・武家屋敷・農家などの展示を通して歴史を学ぶことを目的とする博物館となっています。(房総のむらHPより)

 

江戸時代後期から明治にかけての商家の町並みが再現されたエリア。

こちらは、佐原の歴史的な町並みなどを参考に作られたそうですよ。

 

こちらは農家のエリア。

 

農家型長屋門といわれる門がある屋敷もあり、左右には納屋や馬小屋などが作られています。

 

体験や実演も定期的に行われていますので、お子様と一緒に楽しんでくださいね。

 

[box04 title=”千葉県立房総のむら”]

千葉県印旛郡栄町龍角寺1028

  • 開館時間:9:00〜16:30
  • 休館日:原則として月曜日(祝・休日の場合は開館し、翌日休館)/年末年始
  • 入館料:一般300円、高校・大学生150円(65歳以上、中学生以下無料。障害者手帳をお持ちの方および介護者1人は無料)
  • 駐車場:あり(普通車約300台/無料)

[/box04]

 

 

さわら雛めぐり(香取市佐原)

開催期間:2023年2月5日(土)〜2023年3月26日(日)

 

歴史的な町並みが残る千葉県香取市佐原。「さわら雛めぐり」は、佐原の各家に伝わるお雛様が店頭に飾られ、散策をしながら雛人形を楽しめるものになっています。

 

佐原の中でお雛様が展示されているお店は、桃色のまねき布が目印です。

 

お食事スペースのほか、お土産の販売もしている『忠敬茶屋』のお雛様は、明治と昭和のお雛様を見比べることができます。

明治のお雛様

 

昭和のお雛様

 

時代の違うお雛様を見比べることができるのも、さわら雛めぐりの面白さの一つですよね。

 

 

無料休憩所である『さわら町屋館』には7段飾りのお雛様が飾られています。こちらではお雛様の前に座って写真を撮ることが可能です。

 

さわら町屋館は、佐原観光の拠点としても、情報収集の場所としてもご利用いただけます。

 

https://www.suigonow.com/sawaramachiyakan/

 

 

歴史的な街並みにはお着物も似合いますよね。
さわら町屋館内にある、お着物のレンタルができる『山田屋呉服店』ではお雛様の衣装のレンタルが可能!

お雛様になって記念の一枚を残してくださいね。

 

https://www.suigonow.com/yamadaya-rental/

 

 

小野川にある「だし」と呼ばれる階段状のに揚げ場にあるのは、蔵に入ったお雛様。

こちらのお雛様は、対岸から眺めることができるように川の方を向いて展示されています。舟めぐりの舟に乗船し、両側に現れるお雛様を船上から楽しむのもおすすめですよ。

 

人形以外のお雛様もあふれてます

 

和紙やお香のお店である『並木仲之助商店』にあるのは和紙に描かれたお雛様。

[jin-iconbox10]並木仲之助商店は、あのCMのロケ地なんです!おしゃべり上手なおうむはいるのかな?
おうむがいるかどうか、足を運んで確かめてみてくださいね。[/jin-iconbox10]

 

和紙で作られた可愛いお雛様もあります。

 

『忠敬茶屋』脇にある蔵には、掛け軸に描かれたお雛様も展示してありました。

 

和紙に描かれたお雛様や掛け軸になっているお雛様を壁に飾ったり、可愛らしいお雛様を棚の上に飾ったりと、段飾りを飾るだけじゃないお雛様の楽しみ方を佐原の町では見つけることができますね。

 

「さわら雛舟春祭り」が開催されます

2023年3月12日(日)には、五段飾りに見立てた5艘の舟に乗り、煌びやかな雛衣装に身を包んだお内裏様とお雛様一行が、雅楽の音色とともに小野川を水上パレードする「さわら雛舟 春祭り」が開催されます。

水上パレードはスイゴウならではです!

当日は、小野川沿いが歩行者天国となりますので、ゆっくり立ち止まって水上パレードをお楽しみ下さいね。

 

当日はこのほかにも、MercadoSawaraなどのイベントが盛りだくさん!佐原の町に足を運んでみてくださいね。

スイゴウのイベントカレンダーはこちら

 

[box04 title=”さわら雛めぐり”]

千葉県香取佐原
佐原町並み交流館ほか協力店舗にて

  • 展示期間:店舗により異なりますのでお問合せ願います
  • お雛様の見学は無料です
  • 駐車場案内はこちら

[/box04]

 

 

水郷潮来雛巡り(茨城県潮来市)

開催期間:2023年2月11日(土)〜2023年3月3日(金)

 

茨城県潮来市で開催されている『水郷潮来雛巡り』では、

  • 水郷潮来あやめ公園
  • 津軽河岸あと広場 石の蔵
  • JR潮来駅

の3箇所にお雛様が展示されています。

 

 

例年4月下旬から見頃を迎える、『水郷潮来あやめ園』の藤棚。

つるし雛はこの藤棚に展示されています。

 

川に沿って設られている藤棚に色鮮やかなつるし雛。藤の花が垂れ咲くごとくつるされているお雛様の中を一つ一つのお雛様を楽しみながら歩いてみてくださいね。

 

[jin_icon_video]つるし雛の中の散策を動画で疑似体験!(2022年の様子です)

 

 

 

前川のそば、津軽藩の屋敷跡にある『津軽河岸あと広場』

 

米蔵だったところを改装した施設の中に、飾り雛とつるし雛が展示されています。

 

[jin_icon_video]現地の様子を動画でどうぞ!(2022年の様子です)

 

 

黒い段に飾られたお雛様。お雛様といえば「赤」のひな壇のイメージが強かったのですが、シックな黒も、とってもかっこいいです。

 

たくさんのイベントが開催されています

イベント期間中は、イベント盛りだくさん。どれも見逃せません。

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]「ろ舟遊覧」&「人力車で雛めぐり」(水郷潮来あやめ園/土日祝のみ)

 

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]いたこ満喫ラリー

潮来市のさまざまなお店を巡り、スタンプを集めよう!

詳細はこちら

 

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]ワークショップ、ハンドメイドひなmarche(マルシェ)開催(水郷潮来あやめ園・津軽河岸あと広場 石の蔵/土日祝のみ)

 

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]Instagramフォトコンテスト

詳しくは@kankou_itakoにて

 

 

ひな祭り限定の御朱印がいただけます

水郷潮来あやめ園や津軽河岸あと広場から車で10分ほどのところにある『二本松寺』

100種類10000株のあじさいが咲き誇るあじさいの杜としても有名な二本松寺では、3月3日までひな祭り限定の御朱印をいただくことができます。

 

3月3日までいただける御朱印は3種類。

ひな祭り限定の御朱印は桃の節句に合わせたピンク色で、心がうきうきしてしまいますね。

御朱印は300円となっており、受付時間は9時から16時までです。(事前に連絡を差し上げれば、時間外でも対応してしてくださるそうです!)

 

二本松寺にもお雛様が飾られています。こちらのお雛様もとっても素敵ですね。

 

つるし雛もかわいらしい。

二本松寺のお雛様は拝観料等なしでご覧いただけます。お寺でお雛様をお楽しみくださいね。

 

[box04 title=”水郷潮来雛めぐり”]

水郷潮来あやめ園/茨城県潮来市あやめ1-5
津軽河岸あと広場/茨城県潮来市潮来590-2

  • 休館日:津軽河岸あと広場は月曜日定休
  • 入館料:無料

 

 

二本松寺/潮来市堀之内1230

  • 時間:9時~16時
  • 志納金(御朱印):300円

 

[/box04]

 

https://www.suigonow.com/hanawahouse001/

 

 

鹿島セントラルホテルひな祭り(茨城県神栖市)

開催期間:2023年2月7日(火)〜2022年3月5日(日)

 

地上78.2mの高さを誇る神栖市のランドマーク『鹿島セントラルホテル』

神栖市・鹿嶋市・潮来市他周辺地域の皆様にご寄附いただいた雛人形が、館内の階段をひな壇に見立て展示されています。

 

 

前列に展示された昭和の初めのころのお雛様。

お雛様の髪飾りが重厚感がありますよね。

各家庭から寄贈されたお雛様なので、多彩なお雛様を一度に見て楽しむことができます。

 

なかなか見ることのできないひな壇の上からの眺め。

お内裏様とお雛様はこんな景色を眺めているんですね〜。

 

ホテル入り口側の北モール内には、百人一首の天覧試合をしているかのようなお雛様たち。

 

ふだの前に座る姿は、今にも動き出しそうですよね。

ただ飾るだけではないお雛様。こんな楽しみもあったんですね。

 

2023年のテーマは「センびなロードを歩いて楽しむ」。

全7か所に飾られたお雛様を、センびなMAPに沿ってお雛様めぐりを楽しむことができます。

 

2022年のSNSハッシュダグ投稿キャンペーンの様子です

ホテル内のお雛様を鑑賞し、「#センびな」をつけて、TwitterかInstagramに投稿すると、鹿島セントラルホテル特製ピーマンソフトクリームがプレゼントされます!

 

 

日本一のピーマンの産地である神栖産のピーマンを使ったソフトクリーム。

ピーマンの香りがしっかりとしていますが、お味はピーマンが主張しすぎず程よい甘さで、「ピーマンだねぇ」「ピーマンなの⁉︎」と新しい発見が見つかりますよ。

 

 

[jin-iconbox10]ショップアイリスでは、周辺のお土産もたくさん取り扱っています。
潮来のお酒や、干し芋でできた焼酎、鹿島アントラーズどら焼きなど、スイゴウのお土産はこちらでお求め下さいね。[/jin-iconbox10]

 

[box04 title=”鹿島セントラルホテル”]

茨城県神栖市大野原4-7-11

東京駅から直通の高速バスが運行しています。

地上78.2mの高さを誇る神栖市のランドマーク『鹿島セントラルホテル』。
やすらぎのルームスペースとお料理・各種イベントで上質なホテルステイをおもてなし。

[/box04]

 

ひな祭りに欠かせない!
「はまぐり」はお取り寄せしちゃおう!

出典:https://kaifu.thebase.in/

 

ひな祭りといえば、はまぐりですよね。茨城県の大洗から千葉県の犬吠崎にかけて広がる鹿島灘は、大玉の水揚げ量が全国屈指。

鹿島灘の沿岸部は砂地が続くため、大人の握り拳ほどの大きさのはまぐり蛤がとれる漁場になっているんですよ。

そんな特大サイズのはまぐりは、銚子市観光協会のオンラインショップ「お銚子もん」でお買い求めいただけます。

今年のお雛様は、特大サイズのはまぐりでお祝いしちゃいましょう!

出典:https://kaifu.thebase.in/items/32916368

 

お買い求めはこちら

 

 

まとめ

お雛様で溢れる春のスイゴウ。

 

スイゴウのお雛様を見つけたら、「#スイゴウのお雛様」をつけてSNSに投稿してくださいね!

#スイゴウのお雛様mapに掲載させていただくほか、#スイゴウナウのSNSでご紹介させていただきます♪

 

 

 

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