JR東日本のクルーズトレインである「TARIN SUITE 四季島」。
2021年〜2022年、2022年~2023年、2023〜2024年、2024〜25年の1泊2日/冬のコースでは、江戸の頃から利根川舟運の中継地として栄えた、千葉県香取市の佐原に停車。
四季島をお迎えする佐原駅前の様子などをレポートします。
TARIN SUITE 四季島とは
TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が2017年5月1日から運行を開始した周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)である。今までの寝台列車や長距離列車は移動することに目的があったが、本列車では発着駅が同一で、乗車すること自体が旅の目的となるクルーズタイプの旅を提供する。旅のコンセプトワードは「深遊探訪(しんゆうたんぼう)」。同じクルーズトレインであるJR九州の『ななつ星 in 九州』や、JR西日本の『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』はJRの他社エリアには乗り入れないが、本列車はJR北海道の路線にも乗り入れることが特徴である。
Wikipediaより
「SUITE」と銘打っているだけあり、東日本の工芸品で設られたラウンジや、旬の食材をいただくダイニングなど、動くラグジュアリーホテルのようなTRAIN SUITE 四季島。
季節ごとに、1泊2日〜3泊4日のコースが運行されているTRAIN SUITE 四季島。2021年〜2022年、2022年~2023年の冬は、『東国(とうごく)の冬日の光を受けて、聖なる社の森から太平洋をめぐる旅。』と題し、千葉県香取市佐原へも訪れます。
2024年〜2025年の1泊2日/冬のコースをご案内
上野駅を出発し鹿島神宮駅へ向かう四季島。佐原駅で、鹿島神宮と佐原の観光を終えたお客様を再びお迎えして出発します。
2021年の初回運行日であった12月4日(土)には、佐原駅長のほか、地元も子供達が発車ベルの代わりに鐘を鳴らしてお見送りしました。
地元関係者のほか、四季島を見送る人で、出発の際は大賑わい。TRAIN SUITE 四季島の人気の具合が伺えます。
例年、千葉県のマスコットキャラクターであるチーバくんや、JR東日本千葉支社マスコットキャラクター「駅長犬」、伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会のイメージキャラクターである「ちゅうけいSUN」もお見送りに駆けつけます。
伊能忠敬翁像も四季島使用のイルミネーションでお出迎えします
TRAIN SUITE 四季島(上り)が佐原駅を出発するのは、夕方17時半頃。
香取市では、TARIN SUITE 四季島で佐原に訪れた方を「竹あかり」で素敵にライトアップしお迎えしています。
2011年3月に市内の町屋をイメージして改装された駅舎にも竹あかりはとてもお似合いで、駅舎と竹あかりが一体感を出していますね。
竹灯りとは、切った竹に様々な大きさの穴を開け、内側に光を灯した作品です。夏には、『さわら・町並み・竹灯り』では、小野川沿いを中心に、長いもの短いものを合わせて毎年1000本以上の竹を明かりにしています。
伊能忠敬翁像も竹あかりでデコレーションされました。和テイストのイルミネーションが伊能忠敬翁像には似合います。
<「TRAN SUITE四季島」運行日>
2024年12月7日(土)~2025年3月29日(土)の毎週土曜日
ただし12/28(土)・1/4(土)・3/8(土)を除く
◇下り 13:33着/13:34発(佐原駅)
◇上り 17:04着/17:29発(佐原駅)
佐原駅
千葉県香取市佐原イ
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